決算cafe
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スカイマーク2025年Q2決算解説

おまる
今日はスカイマークの
かぶと
決算の解説を
まおう
していくデシ!

スカイマークの決算発表

最近、スカイマークの業績ってどうなのかな?

フハハ!羽田空港を拠点とする航空会社デシね。ちょうど第2四半期の決算があったデシよ

-2.3%と株価が少し下がっちゃってるね

でも何とか陽線になったカブね。今回もわかりやすくスカイマークの決算を解説していくカブ!

事業収益は過去最高を更新

まず、事業収益は544億円で、6四半期連続で各四半期における過去最高を更新したんだカブ。

すごいじゃん!なんでそんなに好調なの?

レジャー・友人・親族訪問やインバウンドを中心に、堅調な旅客需要を維持できたからだカブ。

フハハ!観光需要が戻ってきたデシね!

営業利益は減益に

でも、営業利益はどうだったの?

営業利益は23億円で、前年同期比で約27%減少したカブ。

えっ、事業収益は増えてるのに利益は減ったの?

利益の内訳をみると、円安や原油高、インフレの影響でコストが増加したからなんだカブ。

フハハ!下の説明資料に詳細内訳があるデシよ。燃料費やリース料が上がったデシね!

為替差損で経常利益が大幅減少

でも、営業利益が23億円なのに、経常利益が9千万円とすごく減っちゃってるのはどうして?

いいところに気づいたねカブ!これは為替差損が大きく影響しているんだカブ。

為替差損?それってどういうこと?

スカイマークは航空機のリース料や燃料費など、ドル建ての取引が多いんだカブ。バランスシート上にドル建ての資産や負債があるから、四半期ごとにその金額を円に換算し直す必要があるんだカブ。

フハハ!これを『為替換算』と言うデシね!

第1四半期末では1ドル160.1円だったけど、第2四半期末には1ドル142.7円になったカブ。つまり、円高が約18円も進んだんだカブ。

円高になると、どうして損が出るの?

例えば、ドル建てで資産を持っているとするカブ。円高になると、その資産を円に換算したときの金額が減るから、評価損が出てしまうんだカブ。

この為替差損等で約22億円も発生したため、営業利益23億円から大きく減少して、経常利益が9千万円になってしまったんだカブ。

なるほど、営業利益は本業の利益だけど、為替差損で経常利益が大幅に減っちゃったんだね。

その通りカブ!為替差損益は営業外損益として経常利益に含まれるから、実際に現金の損失がなくても会計上の利益に影響するんだカブ。

実際に取引があったわけじゃないのに、評価損で利益が減るんだね。

フハハ!会計上はそういうものデシ!

顧客満足度で第一位を獲得

良いニュースもあるカブよ。スカイマークは2024年度JCSI調査の『国内長距離交通部門』で、3年連続で顧客満足度第1位を獲得したんだカブ!

おお、それはすごい!サービスが評価されているんだね。

高い定時運航率や低い欠航率が評価されたみたいカブ。お客様に信頼されている証拠だねカブ!

フハハ!日頃の努力が実ったデシね!

新機材導入の遅れ

今後の計画はどうなっているの?

新機材のボーイング737-8を導入する予定だったんだけど、受領時期が2025年度第4四半期以降に遅れることになったカブ。

それはちょっと残念だね。新機材のメリットは何なの?

燃費効率が良くて、1座席あたりの燃料消費量が約15%削減できるカブ。コスト削減に大きく寄与する予定だったんだカブ。

フハハ!導入準備は順調に進んでいるみたいデシから、期待できるデシ!

まとめ

第2四半期決算では事業収益が過去最高を更新し、堅調な旅客需要を背景に本業の収益は順調となった。しかし、為替差損が約22億円発生し、経常利益が大幅に減少した。為替差損は、実際の現金の損失ではないのでそこまでの悪材料ではない。今後は、単価向上やコスト管理の徹底、インバウンド需要の取り込みなどを進め、業績予想の達成を目指すとのこと。また、顧客満足度で3年連続第1位を獲得しており、サービス品質の高さが評価されている。新機材導入の遅れはあるものの、準備は順調に進んでいる

色々課題もあるけど、しっかり対策を立てているんだね。

そうカブ!これからもサービス品質の向上と効率的な経営で、さらなる成長を目指すカブね。